村上記念病院


院内勉強会「救急蘇生法」  H25.5.7.

 院内で、全職員対象の勉強会、「テーマは救急蘇生法」です。毎年開催しています。
国際ガイドライン2010に基づき、胸骨圧迫最優先です。呼吸停止から心肺蘇生、AEDを使った処置までの一次救命処置を再確認しました。当院は、AEDを設置しており、対象者を発見し、反応の確認、応援要請、胸骨圧迫(心臓マッサージ)の開始等をプチ劇団のパフォーマンスで楽しく紹介されました。
 胸骨圧迫は、「胸の真ん中・胸壁が少なくとも5p沈む・1分間に少なくとも100回・圧迫と解除は1:1」合言葉は「さらに強く、さらに速く、絶え間なく」です。胸骨圧迫と人工呼吸は30回:2回ですが、原則換気は気にしないで、胸骨圧迫を最優先します。
AEDが普及しつつありますが、除細動が1分遅れる毎に救命率が7〜10%低下するそうです。速く、効果的な対応できるようにこれからも新しい情報の確認と、勉強会への参加等重要だと思います。





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