村上記念病院


感染対策勉強会「手洗い研修」H26.7.14.

冬は、インフルエンザ、夏はノロウィルス、食中毒等医療関連施設でも感染経路について十分な注意が必要となってきます。 そこで、(株)アスティスさんに「手洗い研修」をして頂きました。
一般的にも手洗いの重要性は知られていますが、医療従事者は、病院感染の予防策として行う手洗いで、皮膚通過菌のほとんどを除去することを目的としています。

健常人では問題にならなくても、免疫の弱い人には問題となります。 体液の中で、汗以外は感染の可能性があり、鼻汁や唾液も含みます。 咳やくしゃみで手についた場合等注意が必要です。 業務に追われて手洗いの時間が取りにくいとか、設備が整っていないとか手荒れが気になる等で、手指衛生が守れないことのないようにしたいものです。

手洗いの種類として、石鹸と流水による日常的手洗い、アルコール製剤や抗菌石鹸を使った衛生的手洗い、手術前に行う手術時手洗いがあります。
いずれにしても、指の間とか親指全体、手首等洗い残しがないように意識して洗う事が大切です。

患者さんを守るだけでなく、自分を守る、家族を守る、家庭を守るという意味からも感染防止の基本である「手洗い」を有効的に実践、実行して行きたいものです。

最後に、全員で、ブラックライトを利用して、自分の手洗いが十分かどうかの検証を行って、研修を終わりました。



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