村上記念病院


院内全体研修R1.6

今年の感染対策の全体研修は、2回同じテーマで、住友別子病院感染対策室の感染管理認定看護師 藤井克匡氏による「午後からの手指衛生が変わる」で研修がありました。

手指衛生感染対策の基本は「病原菌を持ち込まない。汚染を広げない」ということ。
『手洗いができなければ、足を洗え! 仕事を失う覚悟で!! 』・・?? つまり、手指衛生は給料に含まれる必須のスキルというわけです。
プロ意識を持ってCDC標準予防策を実践してほしいと、身の引き締まる内容でした。

今の時代は一処置・一手洗いではありません。
手洗いは適切な5つのタイミングで実施する事が重要!
➣入退室時 ➣患者接触前後 ➣点滴作成、投与時 ➣排泄介助の前後 ➣手袋を脱いだ後
状況を例にあげ、分かりやすい講義でした。

「持ち込まない、持ち出さない」を意識し、正しいタイミングで手指衛生を実践することが大事。

蛍光塗料を用いての手洗い、環境培養、動画を使っての手洗い手順の確認、アルコール手指消毒剤のサンプリング、と目に見える研修を分かりやすく楽しく受講することが出来ました。また、手洗いも重要ですが、手荒れをするとそれが感染源となったり感染拡大の要因になるとの事。日頃のお手入れも重要です。
手指衛生の必要性を知っている、から実践している。そして継続している、をこれからも習慣づけたいと思います。


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