村上記念病院


院内勉強会テーマ「看護必要度研修(前半)」R5.9.16

院内研修として看護師を対象に看護職員より講義がありました。

『看護必要度とは』
入院患者の状態を客観的に評価することで患者に必要な看護量を把握し、適正な看護職員配置を検討するための指標として開発された。

『看護必要度の意義』
現在、急性期の入院患者の状態を把握する全国的に測定されている標準化された指標は「必要度」のみ。
必要度の評価で得られたデータは診療報酬の算定のみならず、国で今後の入院医療の在り方や看護職員の適切な配置を検討する際に役立つ。

『2022年度 必要度の変更点』

  • A項目から「心電図モニターの管理」が無くなる
  • A項目の「点滴ライン3本以上」は「注射薬剤3種類以上」に変更
  • 「輸血や血液製剤の管理」が2点から1点に変更


今回の院内研修の対象は看護職員のみでしたが、病棟・外来全ての看護師が対象であり全看護職員が再度必要度について学習を深める機会となりました。
2022年の看護必要度変更点を中心に学習を深め、事例検討もあり実際の業務で活用する際の注意点についても説明がありました。
今回教えていただいた内容を意識して日々の業務内で使用する看護必要度の活用に活かしていきたいです。


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