◆村上記念病院糖尿病新聞 2004年7月26日発行
腎臓を守ろう −糖尿病性腎症−
 

 糖尿病の3大合併症の「糖尿病性腎症」。糖尿病になって10年以上経過して、長く高血糖状態が続いていると腎臓に障害が起きてきます。蛋白尿、高血圧、むくみ等、進行すれば腎不全から尿毒症となり、「透析」が必要となります。透析導入の病気として糖尿病は上位になっています。 

医師は、検尿で糖より蛋白の有無をみています。糖尿病性腎症は自覚症状がなく、蛋白尿が出た時には発病していることがあります。現在、ごく初期の腎症を発見する検査が出来るようになっています。制限はいろいろありますが、血糖コントロールと定期的な受診を守りましょう。        

 

当院の透析室です→

 
                                

村上記念病院糖尿病チーム

村上記念病院
前へ戻る次へ