◆村上記念病院糖尿病新聞 2006年6月23日発行
上手に病院にかかるために
内科医 佐藤
1.病状をメモして持っていきましょう

緊張したり言い忘れを防ぎます 書きとめることで考えがまとまり、内容がより正確に伝わりやすくなります。
○他院の薬、薬の説明書きも持っていきましょう。
○住民健診などの結果を持っていきましょう。
 

2.わからない点は何度でも聞きましょう

専門用語や英語、略語でわかりにくいときは質問しましょう。
 

3.説明で大事だと思う点はメモしましょう

診察室でメモしても失礼にはなりません。
○メモしてよいか一言尋ねるとスマートです 記憶が衰え気味なのはお互い様。恥ずかしいことではありません 検査結果、次の診察日、薬の飲み方、質問への答えなどを単語の羅列でメモ しましょう。
話の内容を忘れないうちに書き加えて文章に仕上げましょう
 

4.出された薬に間違いがないか確認しましょう

コンピューター入力の間違い
○似た名称・同じ名称で含有量違い。
双方の理解のずれ
○「前と同じ薬」前回か?一ヶ月前の薬か?
○一番辛い症状は何か?風邪で咳が辛くて受診をしたのに、熱のしんどさを和らげる処方が出てしまう 。

5.自分の希望を伝えておきましょう

小さなことから大きなことまで
○粉薬より錠剤が良い。
○検査結果が良くても悪くても隠さず教えて欲しい。
○回復の見込みがなければ人工呼吸器をつけたくない等々 同じことを家族にも折に触れて伝えておきましょう。失語症など、自分の意思を伝えたくても伝えられない状態になることもあります。

 村上記念病院糖尿病チーム

村上記念病院
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