◆村上記念病院糖尿病新聞 2008年9月25日発行
フットケア外来へようこそ
3F看護師

★大切な足★
私たちは日々、何をするにも自分の足を使って生活しています。 動脈硬化症と診断されていない人でも足病変になることがあります。とくに注意を要する糖尿病患者様には足の大切さを理解してもらい、自分の足を守ってもらわないといけません。大切な足をずっと使っていけるように当院では足のケア=フットケア外来を行っています。

     
★フットケアってなに!?★
足は全身の病気を診ることのできる「窓」と言われています。心臓から最も遠くに存在するため、血管の状態が現れやすいところです。
足の爪を切って綺麗にしていくだけでなく、少しでも長く歩ける足を守るために足を診ていきます。足を診ることによって軽い病変を早期発見また治療でき、今後起こりそうなひどい病態が予防できるのです。

★フットケア外来の活動内容★
当院の糖尿病委員会は平成14年2月に立ち上がりました。現在患者様へ向けて毎月第2金曜・第4木曜に健康教室の実施、また年4〜6回の食事会を行っています。
フットケア外来は平成18年6月より完全予約制のもと、毎週土曜日(9時〜13時)に開始されました。NPO法人日本リラクゼーションフットケア協会・リンパマッサージセラピスト取得者がフットリンパマッサージを行っています。

★今後の課題★
症状がない患者様にも自己管理を進んで行ってもらえるような関わりができるよう、また今以上にプライバシーの配慮を考えていくようにしていきます。
そしてフットケアだけでなく糖尿病患者様として包括的な支援活動を行っていけるよう、医師と看護師間での話し合いのもとデーター追跡を行っていきます。 

大切な足を守るために毎日観察を!!


 

村上記念病院糖尿病チーム
村上記念病院
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