◆村上記念病院糖尿病新聞 2009年3月26日発行
花粉症のくすりについて
薬局

花粉症に使われるくすり

インペアード・パフォーマンス
花粉症の症状や薬の副作用により、集中力や判断力が低下します。眠気や倦怠感などの自覚症状が ないことも多いので
注意が必要です!

◆抗ヒスタミン薬
花粉症の治療でベースとなるお薬です。
アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの働きを
抑えることで、主にくしゃみや鼻水を改善します。

◆ケミカルメディエーター遊離抑制薬
アレルギー症状を引き起こす物質の放出をブロック
することで症状を抑えます。

◆抗ロイコトリエン薬
鼻詰まりを起こす物質(ロイコトリエン)の働きを抑え、鼻詰まりを改善します。

上記のお薬で効果が不十分な場合に、鼻噴霧用ステロイドや点眼薬を併用することもあります。
効果が出るまでに時間のかかるお薬もあります。花粉が飛び始める2週間前からの服用が奨められています。

それぞれのお薬に特徴があります。ご希望がありましたら、医師・薬剤師にご相談ください。
・副作用(眠気・のどの渇きなど)の少ないもの
・効果の持続時間が長いもの
・食事や他のお薬との飲み合わせ
・水なしでも服用できるもの
・価格 など

◎お薬は、指示の通り、服用して下さい。
◎処方された花粉症のお薬の効きが悪かったり、眠気等の副作用が出た際は ご相談ください。
◎処方された花粉症のお薬の他にお薬をお飲みの方は、ご相談ください

村上記念病院糖尿病チーム
村上記念病院
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