◆村上記念病院糖尿病新聞 2009年6月25日発行
歯磨きを「やっている」から「できている」になろう!
歯科

    歯磨きを「やっている」から「できている」になろう!!

  1. 磨く順番を決めて磨く(例:下の歯の一番奥の歯の表から、次に裏という具合で)
  2. 1歯ずつじっくり磨く(歯垢はとれにくく、1〜2回こすっただけではとれていません)
  3. 歯ブラシの毛先を磨きたい所に(歯と歯肉の境目に)確実にとどかせよう。
    (口唇や頬にじゃまされて意外と、とどきづらいので)
  4. 立体的な歯すべてを磨く為には、歯ブラシを縦・横・ななめとあらゆる方向にむけなおさなければ、くぼみや間にとどきません。
  5. 歯と歯の間は「歯間ブラシ」で磨きましょう(入らない所は糸ようじで)
  6. 歯と歯のくっついた隣接面は糸ようじをかけましょう。
  7. 力の入れすぎは歯ブラシの毛先が逃げてしまい、毛先がきちんとあたりません。
    硬い歯ブラシで、強く磨くことも歯肉の退縮や歯の削れの原因になります。
    やさしく磨きましょう。
  8. 歯ブラシ選択も大切です。柔らかめで毛先が細長く歯周ポケットまでとどきやすいものが良いでしょう。
    歯牙、歯周組織を傷つけずプラーク除去のみ行える様に、柔らかめが適しています。

☆1日に何回磨いても、歯垢が残ったままの磨きでは、歯肉改善や現状維持が難しいと思われます。

☆就寝前のきっちりとした磨きが効果的です。

村上記念病院糖尿病チーム
村上記念病院
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