◆村上記念病院糖尿病新聞 2010年10月21日発行
お酒を飲むとしたら・・・。
 

アルコールはエンプティカロリー!!

飲んでも太らない空っぽのエネルギーという解釈は間違いです。エネルギーとなる以外に何の働きもなく、栄養素として使われることのないものという意味です。脂質よりは低エネルギーですが、炭水化物やたんぱく質よりは1g当たりのエネルギーは高めです。飲みすぎには注意しましょう。

食品のカロリー

適正飲酒の十か条

一、談笑し 楽しく飲むのが基本です
二、食べながら 適量範囲でゆっくりと
三、強い酒 薄めて飲むのがオススメです
四、つくろうよ 週に二日は休肝日
五、やめようよ きりなく長い飲み続け
六、許さない 他人への無理強い・イッキ飲み
七、アルコール 薬と一緒は危険です
八、飲まないで 妊娠中と授乳期は
九、飲酒後の運動・入浴要注意
十、肝臓など 定期検査を忘れずに

  • 適量飲酒は、心血管疾患死のリスクを低下させ、多量飲酒では増加させます。
  • 適量飲酒は、糖尿病の発症を抑制することが示されています。
  • アルコールは粘膜を荒らすため、食べながら飲むことをおすすめします。
  • 強いお酒は、喉や胃腸の粘膜に強い刺激を与えるため、がんの原因となることがあります。強いお酒を飲んだ後すぐに水を飲み、刺激を和らげましょう。
  • お酒を毎日飲んでいる人は週に1〜2日の休肝日を作りましょう。
  • 飲んだ後、お酒を抜くためにお風呂に入るのは逆効果です。血液が内臓に集められずに筋肉に分散され、アルコールの分解が遅れてしまいます。

 

適正目安量
純アルコール20g
エネルギー
(kcal)
生ビール 500ml
中瓶1本
202
発泡酒 500ml
ロング缶1本
227
糖質ゼロ
発泡酒
500ml 120
日本酒 1合180ml 195
焼酎 100ml
水割り2杯
142
ワイン 200ml
グラス2杯
145
ウィスキー
ブランデー
60ml
ダブル1杯
135

アルコール20g程度を含む飲酒が適正な飲酒量とされています。
適正飲酒でも、エネルギーをみると120kcaから227kcalと差がありますが、含まれる糖質の量が異なります。甘いお酒やビールや日本酒などの醸造酒には注意が必要です。

健康教室の様子
村上記念病院糖尿病チーム
村上記念病院
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