村上記念病院活動だより
Activity of murakami
🚑 救急蘇生法研修を実施しました 🚑
当院では、全職員を対象に「救急蘇生法研修(BLS:一次救命処置)」を実施いたしました。
研修は以下の日程で計4回にわけて行われ、多くの職員が参加しました。
実施日:
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2025年6月3日
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2025年6月24日
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2025年7月8日
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2025年7月22日
本研修では、心肺停止などの緊急時に迅速かつ的確な対応ができるよう、胸骨圧迫を中心とした基本的な救命技術を学びました。
座学と実技を交えて行われ、職員一人ひとりが救命処置の重要性を再確認する貴重な機会となりました。
【救急蘇生法(成人)の基本手順】
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反応の確認
肩を軽く叩きながら声をかけ、反応があるかを確認します。 -
助けを呼ぶ・119番通報
反応がない場合は、周囲に助けを求め、119番通報およびAEDの手配を依頼します。 -
呼吸の確認
正常な呼吸がない、または判断できない場合は、直ちに胸骨圧迫を開始します。 -
胸骨圧迫(心臓マッサージ)
胸の真ん中を「強く(約5cm)・速く(1分間に100〜120回)」圧迫し続けます。
中断せずに、しっかりと圧迫と解除を繰り返します。 -
人工呼吸(可能であれば)
胸骨圧迫30回ごとに人工呼吸2回を行います。
感染予防や不安がある場合は、人工呼吸を省略しても構いません。 -
AEDの使用
AEDが到着したら、音声ガイダンスに従って使用します。
(※今回の研修ではAEDの実技は含まれていません)
万が一の場面で患者様の命を救うために、私たちは正しい知識と確かな技術を持つことが何より重要です。
今後も継続的な研修を通じて、職員一同スキルの向上に努めてまいります。